ロボット製作を通じて科学を学ぶ教室-クレファスひたちなか校

2022年8月27日

最新の教育コラム

オンライン授業の質

コロナ禍でひたちなか校もオンライン授業に切り替えました。ZOOMによる授業は私たちスタッフも非常に気を使うものでした。その中で本当に身に染みて思ったのは、オンライン授業はかなり経験のあるスタッフでないと成立しにくいということです。つまり、教室で行う授業と同じ品質の授業を提供するには、言葉で伝えるスキルが重要だということです。ひたちなか校ではスタッフ一人につき3人までしか担当しませんでした。生徒たちも、今目の前でロボットが動いていることが果たして意図した動きなのか、私たちに一生懸命伝えてくれました。ワークシートの課題をクリアする方法は一つじゃないのでそれぞれのやりたい方法での挑戦を手助けしたいのですが、センサーはどっち向きにどこら辺についているのか、何か他のパーツが障害となっていないのか。目で見て触って確かめることができない以上、これはかなり見当をつけて望まないといけないことでした。そして何よりも、生徒の方がその辺のフラストレーションが大きいんですよね。それでなくても日々の生活に不安いっぱいの生徒を、この時間を楽しんでいただけるようたくさんの声掛けをしていました。今は教室授業に戻り(まだオンライン授業もあります)生徒たちも落ち着いてきましたが、また、緊急事態宣言が出てオンライン授業を余儀なくされた時に、さらに伝わりやすい授業・質のいい授業を提供できるようスタッフ一同取り組んでまいります。

ctaのロボットメイン画像
組み立てている画像
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