「どんなロボット知ってる?」こんな質問をすると子どもたちは迷います。 「なんだっけ?」「鉄腕アトムとか」「ドラえもん」「あ〜!」 なんて会話が繰り広げられます。 今の子どもたちはロボットアニメなんてピンとこないんですね。 クレファスプレコースの最初にはこんなことを学びます。
「ロボット三原則」・・・SF作家アイザック・アシモフによって書かれました。
- 第1条:ロボットは人間に危害を与えてはならない。また、その危険を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない。
- 第2条:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第1条に反する場合はこの限りでない。
- 第3条:ロボットは前掲第1条及び第2条に反する恐れがない限り、自己を守らなければならない。
いかがですか?1950年に書かれたものとは思えないですよね。 ロボットにすでに人工知能が備わっているかのごとく、意志すら感じます。
今だから現実となっているロボットとの平和的共存は、小説の中では68年も前から作り出されていた発想でした。
人々に夢を抱かせる空想の世界をいかに作り出せたのか。そしてこの想像力、発想を現実世界に創造させていく力。
これは小さな経験のたくさんの積み重ねから生まれるものです。